スキルを高め、安全な運行につなげる~運行管理者実務者研修~

 8月17日(木)、本社にて運行管理者実務者研修を行いました。受講者は輸送部門のある事業所から計13人で、うち4人は本社会場、9人はリモートで参加しました。

 この研修は、「日常や点呼時の、乗務員とのコミュニケーションスキルを高める」「運輸安全や車両特性の知識、運行管理システムから得られる情報を活用し、指導するスキルを高める」ことなどを目的としています。

 受講者はまず、関係法令や「運行管理者と補助者の役割の違い」を学び、相手に伝わる話し方やポイントなどを重点的に学習しました。また、外部講師にもリモートで参加いただき、バージョンアップ予定の運行管理システムの操作方法などの説明も受けました。さらに「車両事故発生時の対応」として、動画を見て事故の真の原因を追究するディスカッションを行い、管理者ができる対策を話し合いました。

 受講者からは「点呼時に注意事項を伝えるだけではなく、乗務員の悩みや疲れなど、表情から読み取れるように会話を増やしてコミュニケーションをとりたい」「まずは自分から、しっかり聞こえる声で声を掛けるようにしていきたい。私はトラックの運転ができないので、普段から乗務員に対して尊敬の気持ちを持って接するように心掛けている。その気持ちを持ちつつ、今まで以上にきちんとコミュニケーションがとれるようにしていきたい」といった声が聞かれました。

 

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