環境を守るために
環境・くらしにやさしい事業を目指して、CO2削減のために電気使用量削減の取り組みの他にも、車両燃料(エコ&セーフティ、積載率向上等)、紙やストレッチフィルム、廃棄物等の削減にも継続的に取り組んでいます。2030年までに2013年比40%削減を目標に取り組んでいます。
【太陽光発電設備の設置】
事業所 | 出力(W×枚) | 総出力(kW) | 設置枚数(枚) | |
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野田流通センター | 調整池 | 250×1,404 | 351.00 | 1,404 |
屋根 | 265×8,313 | 2,202.95 | 8,313 | |
小野営業所 | 250×1,976 | 494.00 | 1,976 | |
尾道流通センター | ドライ | 250×3,528 | 882.00 | 3,528 |
冷凍 | 238.1×2,576 | 613.35 | 2,576 | |
カーポート | 370×2,670 | 987.9 | 2,670 | |
広島冷蔵流通センター | 300×1,800 | 540.00 | 1,800 | |
鳥栖流通センター | 250×1,989 | 497.25 | 1,989 | |
鳥栖冷凍流通センター | 250×3,136 | 784.00 | 3,136 | |
445×1,344 | 598.08 | 1,344 | ||
篠栗冷蔵流通センター | 250×4,270 | 1,067.50 | 4,270 |


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モーダルシフトの推進
神戸営業所では、神戸から九州間の長距離輸送をトラックからフェリーの利用へ転換、モーダルシフトを推進することで、輸送力の確保と一層のCO2削減に取り組んできました。この取り組みで、「エコシップ・モーダルシフト優良事業者」として、認定・表彰されました。
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環境負荷軽減に取り組む
物流センターでの使用電力において、九州4カ所の物流センターで電力の低炭素化の取り組みを行っています。広島冷蔵流通センター、鳥栖冷凍流通センター・尾道流通センターでは自家消費型の太陽光発電の導入を進め、稼働しています。
配送の使用燃料は、車両の新規入れ替え、燃費の改善を進めることによりCO2排出量を低減しています。今後も、積極的に社会情勢に合わせた車両の導入を進めます。 -
環境へ配慮し乗務職社員の疲労を軽減
2019 年12 月、AI を活用した低燃費走行や、低騒音・低振動による乗務職社員の疲労軽減を目的に、環境性能と安全技術を両立したハイブリッドシステム搭載車を小野営業所と久喜営業所に導入しました。AI による走行ルートの先読み、最適なハイブリッド制御により、環境負荷低減を実現しています。久喜に配置した冷凍車は走行中に蓄積した電気を用いて、エンジン停止中でも冷凍機駆動が可能となり、休憩や荷待ちの際のアイドリングが不要となります。当社では、順次この車両の導入を進めています。
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全長21mフルトレーラの導入によるCO2排出量・燃料量の削減
2018年度より、関東⇔関西間の幹線便輸送に全長21mのフルトレーラを2台導入しました。以降、関西⇔九州間の幹線便輸送にも導入しました。積載量13tの大型車に対し、フルトレーラでは24.1t分を積載することができ、大型車約2台分(1.8倍)の荷物を輸送することが可能です。また、大型車2台分の幹線便運行をフルトレーラ1台で運行することで、CO2排出量、燃料使用量を削減しています。 現在、6台のフルトレーラが稼働しており、運行エリアを拡大しています。
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タブレット・ウェアラブル端末・ボイスシステム導入による紙使用量の削減
タブレット端末、ウェアラブル端末、ボイスシステムによる入庫・集品作業を展開しており、従来の紙帳票をタブレット端末に切り替えることで、ペーパーレス化を実現しています。
タブレット・ウェアラブル端末の活用により、作業効率がアップする他、リアルタイムでの作業進捗管理や、作業時間のデータの収集が可能になるなど多くの利点があり、今後も導入・活用の場の検討をしていきます。
また、ボイスシステムの導入により、ハンズフリーでの作業が可能となり、ペーパーレス化と作業者の安全確保もすることができています。 -
入庫予約システムで待機車両を削減
現在、7事業所で入庫予約システムを導入しています。インターネット経由で入庫予定時間や荷下ろしの方法などを事前登録してもらい、その時間に合わせてタブレットで受付後、指示されたバースに着床、荷下ろしを行います。このシステム導入で、ドライバーの待機時間が減ることでCO2排出量の削減ができ、待機車両減少により安全性を高めることができます。また、現場では予約や入庫の状況がパソコンで確認できるため、作業の効率化も図ることができています。