理解と共有で道が開ける~障害者職業生活相談員研修in尾道~

 10月4日(木)~6日(土)の3日間にわたり、広島県尾道市にて障害者職業生活相談員(以下、相談員)の研修が行われ、全国の事業所から8人の相談員が集まりました。
 初日は、尾道流通センターの相談員が主体となって、同センターで障がいのある方が働く職場の見学や取り組み、事例紹介を行いました。2日目以降は事前課題を用いた共有・意見交換が行われ、さらに、ジョブコーチより相談員の役割、知的障がい者の基礎知識などの座学や各事業所で行き詰ってる事例をもとに2グループに分かれてディスカッションなどが行われました。
 研修に参加した相談員からは「1人で悩んで、頼れる所がなかったけれど、今回の研修がためになり、先が見えてきた」「自分だけではなく、みんなが大変だという思いを共有できた」「自分の事業所で情報共有をし、全体で取り組みたい」と、研修によって様々なことを理解し、情報共有を行ったことで、さらに前向きに取り組んでいきたいという想いが見られました。

【初日】尾道(冷凍)では写真付の手順書を掲示し、誰もが作業しやすい環境を意識した職場を案内

【初日】尾道(ドライ)ではコミュニケーションを意識し、目配りしている取り組みを紹介

【2日目】グループに分かれて意見交換をし、模造紙にまとめ発表

【最終日】1人ひとりがアクションプランを作成し、報告と決意表明

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