スキルアップで成長しよう~障害者職業生活相談員合同研修 in鳥栖~

  1月23日(木)~24日(金)の2日にわたり、2019年度第3回障害者職業生活相談員合同研修が鳥栖流通センターで行われました。相談員・ジョブコーチ制度が社内で発足してから2年が経過し、当初6人だった相談員も増える中、今一度障がい者雇用の方向性を確認し、1人ひとりがスキルアップすることを目的に行われ、今後相談員を配置予定の事業所含め14人(うち3人は関東開催)が参加しました。

 1日目は、鳥栖流通センターで障がいのある社員の働く様子を見学した後、これまでの取り組みや経緯を振り返り、今後の方向性の共有が行われました。

〔庫内見学〕自身の事業所と任せる仕事や雰囲気の違いを実感

〔ディスカッション〕良かった点や取り入れたい点を話し合う

〔講義〕2年間の活動を振り返り、障がい者雇用の本質と今後の展望の意識を合わせる

〔事前課題〕半年前の研修時に立てた目標や結果、新たな課題を発表

 2日目は、身体障がい(内部・聴覚、肢体不自由)について、特性の理解や配慮、面談スキルの獲得、アンガーコントロールなど、相談員としてスキルアップするための講義が行われました。特に面談スキルやアンガーコントロールは求められるレベルが高く、難しいと感じたとの声も上がりましたが、ロールプレイングを行う中で、今まで行ってきた面談方法の振り返りができたようです。

〔演習〕面談する際も対面や横並び、直角など座る位置で雰囲気が変わることを実感

〔演習〕怒りのメカニズムを学ぶことで面談の質の向上を図る

 2日間を通して、これまでの活動を振り返り、現在抱えている課題や将来抱えるであろう課題などを学び、自分たちの事業所の取り組みへ生かす術を持ち帰ることができました。

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